悲劇は瞼を下した優しき鬱・・・
No.26
今なお宮城県の津波や
熊本の地震は記憶に新しいですが
新潟県も過去何度か数多くの災害に見舞われています。
最近では糸魚川の大火事が記憶に新しいですが
中でも2004年に起きた新潟中越地震
新潟県北魚沼郡川口町(現長岡市)の直下を震源として発生した逆断層型の内陸地殻内地震で、震源直上の川口町では最大震度7を観測した[1]。震度7を観測したのは、1995年の阪神・淡路大震災以来9年ぶり、観測史上2回目。なお、阪神・淡路大震災では気象庁などの調査によって震度が判定されたため、震度計で震度7が観測されたのは初めてである。また、M6を越える規模の大きな余震が複数回発生するなど、群発地震活動を呈して頻繁に起きたことも特徴のひとつである。
この時自分も中越地震のボランティアで
現地に駆けつけました。
ほんとに災害は恐ろしいもので
状況を語ればきりがありません。
地震の時は聖籠町という市内から30分ほど離れたとこに
いましたが凄く揺れました!!
ほんとに建物が真ん中から「ポキンっ」と
折れてしまうんではないか?
と思うほど左右に揺れて
五階にいたんですが家を飛び出すこともなく
ただ収まるのを部屋で待つだけでした。
あの「揺れ続ける恐怖」は今も忘れられません。
それ以降、出来れば一階に住んでいたいと思いました。
普通に病気も怪我もなくなんの変哲もない日常は
当たり前で退屈かもしれませんが
実はそんな日常は凄い幸せな事なんだと思えました。
布団に寝れる事やお風呂に入れる事
食べたいものが自宅で食べれる事など
電気が使える事
家族がいる事
仲間がいる事
普段の普通がいかに有難い事と思えるのも
そんな経験や状況を経験するからこそ
気付ける事かもしれません。
愛する者を奪われても
希望や夢壊れても
それでも今君は生きている
わかるかい?
大事なのは「Shangri-la」
その傷を忘れない事・・・
今の生活、環境、仲間や家族がいる事に
感謝して今ここを生きよう。